「海の中」で熟成させた特別なシャンパーニュ
Forbes Japanに連載しているコラム記事です。
海底で長い間眠っていたワインが、沈没船から引き揚げられたというニュースを聞いたことがあるかもしれない。海の中にあったにもかかわらず、ワインは良好な状態だったという場合もあり、ワインの熟成可能性を感じさせる話だ。 実は、こうした海中での熟成を意図的におこなっているシャンパーニュ・メゾンがいくつかある。海中では、ボトルにかかる気圧や温度、湿度といった条件が変わり、ワインは、セラーで保管されるものとは違う熟成過程を経る。 なかでも、そういった特別な商品を生み出しているのが、「ルクレール・ブリアン(Leclerc Briant)」だ。「アビス(Abyss)」というシャンパーニュは、澱抜きの後、フランスの大西洋沿岸の海中に、1年から1年半の間、ケージに入れて沈められ、熟成される。
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